2017年3月5日
岩本彩花です。私は小学1年生の頃に習字を習い始め、18年経ちます。
小学校低学年の頃は、なかなか思うように書けず、やめたいと思うこともしょっちゅうでした。しかし、続けていくうちに徐々に上達していき、習字を楽しいと思えるようになりました。
中学生になると、古くから伝わる文字、例えば木簡やそこから発展した近代詩など小学校で習ったものとは違うものを書くようになりました。習字はお手本に習って綺麗な字を書くものだと思っていた私にとっては、とても新鮮でした。特に条幅に挑戦するようになってからは、書けているようで離れてみるとそうでもないなと、悩みながら、筆を動かすことが好きになりました。
書道を続けることで、字が上達するだけでなく楽しみも見つけることができ、まさに継続は力なりという言葉の意味を実感することが出来ました。
この春から地元を離れて社会人になるので、書道とはしばらく離れることになりますが、池田先生に教室で教わったことはこれからも私を支えてくれると思います。
記念に色紙に風という字を書きました。